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店舗施工という仕事。スケルトンから店舗になる瞬間に立ち会い続けて

コンクリートの壁と剥き出しのダクト。床も天井もない、がらんとした空間。そこに図面と工程表を持って立ち、「ここに店舗をつくる」という仕事が始まります。電気が灯り、什器が入り、看板が光ります。その瞬間に毎回立ち会えるのが、店舗施工の施工管理という仕事です。

施工管理者の仕事は、実際に何をしているのか

施工管理とは、設計図を元に職人・現場の全体をまとめる管理業務で、プロジェクトマネジメントに近い仕事です。

見積りから始まり、工程表(現場の進め方を日程で組んだスケジュール表)の作成、職人や業者の選定・発注、着工後の現場管理、そして検収(工事完了後に施主が仕様通りに仕上がっているかを確認・承認すること)まで、一つの工事を最初から最後まで一貫して担います。

私たちの仕事の中心にあるのは、設計士(クライアント側)と職人(施工側)の間に立つことです。設計士の意図を職人に正確に伝え、現場の状況を設計士にきちんとフィードバックします。社員の一人は「どちらかに不都合があっても、片方を困らせてしまう」と話しています。双方向の情報を正確に行き来させ続けることが、施工管理者の本質です。

現場で動かすのは「4大管理」

着工後の現場管理は、安全管理・工程管理・品質管理・原価管理という4つの柱(4大管理)で進んでいきます。この4つを同時に回しながら、複数の業者が出入りする現場をまとめていきます。問題が起きてから対応するのではなく、問題が起きる前に先回りして旗を振るのが、施工管理者の仕事です。例えば、図面と現場の寸法が合わない箇所を着工前に見つけ、設計事務所や施主に伝えて直してもらいます。こうした目配りが、工期の遅れや手戻りを防ぎます。

私たちが手がける現場は、飲食・物販・ブライダル・医療・郊外建築と業態が多岐にわたります。まるっと同じ現場はありません。

店舗施工ならではの面白さ。住宅とは何が違うのか

店舗施工と住宅施工の大きな違いは、工期の短さと業態の多様さにあります。

住宅はある程度、工法や仕様のパターンが決まっています。一方で店舗は、飲食なら厨房設備の搬入順、物販なら什器の取り付け精度、医療なら医療機器の納め方と、毎回まったく違う条件で段取りを組みます。ブライダル施設では、照明演出や仕上がりが評価を左右することもあります。業態ごとに「何がいちばん大切か」が変わるため、同じ手順の繰り返しでは通用しません。

全員が語る、あの瞬間のこと

入社2ヶ月の社員は「建物が実際に使えるような状態に向かっていくにつれて感動がある」と話しています。ベテランも若手も、スケルトン(内装をすべて取り除いた躯体だけの空間)から始まった現場が完成して電気が灯った瞬間のことを、全員が揃って挙げます。言葉は少しずつ違っても、感じていることは同じです。

「終わった…」というあの感覚は、うまく言葉にしにくいものです。でも、確かに毎回あります。

それは達成感というより、「ここに店舗が生まれた」という実感に近いものです。1軒できるたびに、その街に何かが増えていきます。私たちはそのことを、ずっと大切にしてきました。

名古屋から57年、少数精鋭で動いてきた理由

私たちは1969年の創業から57年、東海エリアを中心に店舗施工に携わってきました。従業員13名のうち、1級建築施工管理技士1名・2級建築士2名と、3名が有資格者です。13名という規模は小さく見えますが、その分1人ひとりが現場を任される範囲が広く、若い時期から深く関われます。

こういう人と一緒に働きたい

「施工管理に向いている人ってどんな人ですか」とよく聞かれます。私たちは「向いているかどうかを見極める」というより、「こういう人と一緒に仕事をしたい」という目線で採用を考えています。

例えば、段取りを考えることが苦にならない人。複数のことを同時に頭に入れながら、優先順位を自分で整理できる人。現場では予定が崩れることもあり、そのたびに「では次どうするか」を考え続けます。慌てず、でも止まらない。そういう気質の人が、この仕事と長く付き合えています。

また、「自分が関わったものが形に残る」ことに価値を感じられる人であってほしいと思っています。施工管理は表に出る仕事ではありません。完成した店舗を見て喜ぶのは施主やそのお店を利用するお客さまで、施工管理者の名前は残りません。それでも「あの店舗は自分がつくった」と思える。そこに静かに満足できる人と、一緒に現場に立ちたいと思っています。

独り立ちの目安は2〜5年。「雰囲気は良く、いろいろ教えてもらえるので気負わなくて良い」という声もあります。最初から全部できなくていい。現場に出ながら覚えていけばいい、という考え方です。

街に店舗をつくる、ということ

スケルトンから電気が灯るまで、店舗施工の現場では段取りと判断が休みなく続きます。住宅のような決まった型はなく、業態ごとにまったく違う現場と毎回向き合います。その一軒一軒に最初から最後まで立ち会えるのが、この仕事のいちばんの面白さです。

「本来の当たり前を、当たり前にする。」という言葉を私たちは大切にしています。図面通りに、期日通りに、安全に仕上げること。それが積み重なって、街に店舗が生まれていきます。派手な仕事ではないけれど、誰かの暮らしに確かに届く仕事です。

来てほしい人を評価で選ぶより、一緒に働いて成長できる人と出会いたいと思っています。

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よくある質問

Q. 店舗施工の施工管理は、未経験でも入れますか。

入社2ヶ月の社員も在籍しており、未経験から現場で覚えていける環境を整えています。独り立ちの目安は2〜5年で、先輩社員が一緒に動きながらフォローします。「気負わなくて良い」という言葉が、現場の雰囲気をよく表しています。

Q. 住宅施工管理との仕事の違いは何ですか。

店舗は工期が短く、飲食・物販・ブライダル・医療など業態ごとに条件がまったく変わります。同じ手順が通用しないため、毎回段取りを考え直すことが求められます。その分、1現場ごとに新鮮な経験ができ、幅広いスキルが身につきます。

Q. 施工管理の資格は必要ですか。入社後に取れますか。

入社時に資格がなくても問題ありません。私たちは13名中3名が有資格者(1級建築施工管理技士1名・2級建築士2名)で、現場経験を積みながら受験を目指せる体制です。資格取得のサポートについては、採用情報ページからお問い合わせください。

Q. 対応しているエリアはどこですか。

名古屋を拠点に、東海エリア(名古屋・岡崎・豊橋・半田・岐阜・四日市など)を中心に店舗施工を手がけています。一部、関西エリアの現場にも対応しています。創業から57年、地元を中心に数多くの店舗づくりに携わってきました。

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